運転席に座らせてもらい、操作レバーを動かした瞬間、『これだ!』と直感的に感じました。
I・R
クレーンオペレーター

Q1. まずは、現在のお仕事について教えてください。
現在、私は12トンの移動式クレーン車を操縦しています。現場では、作業員の皆さんと協力し、安全に作業ができるように指示を出すことが私の役割です。仕事をしているときは緊張感が高まり、集中しながら作業を進めますが、休憩時間には現場の皆さんとリラックスして話をすることが楽しみです。現場が終わった後は、クレーン車を洗車し、ワックスをかけることで、次の日に備えて気持ちを新たにしています。
Q2. この仕事に興味を持つきっかけは何でしたか?
高校生の時、参加したマラソン大会の途中で、建設中の北陸新幹線の高架橋とそれを支えるクレーン車を見た瞬間に、強い興味を持ちました。「あんな大きな機械でどんな仕事をしているんだろう?」と思いを巡らせているうちに、後ろから抜かれて順位を落としてしまったのを今でも覚えています(笑)。それ以来、大きなものに憧れを抱き、工業高校で建築を学びました。建設現場を見ると、自然と興味が湧き、クレーン車にも強く引き寄せられました。
Q3. 具体的にどのようにクレーン車の操作を学びましたか?
実際に、気になっていたクレーン車の会社に見学に行きました。その際、運転席に座らせてもらい、操作レバーを動かした瞬間、「これだ!」と直感的に感じました。その体験が大きな転機となり、クレーンオペレーターとしての道を進む決心をしました。
Q4. 現在の仕事で最もやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
現場で無事に作業が終わった時にやりがいを感じます。安全に、そしてスムーズに作業が進んだ時の達成感は格別です。作業が終わった後、仲間たちと一緒に「お疲れさま」と言い合い、次の作業に向けて準備を整えるとき、次の挑戦に向けて気持ちが高まります。
Q5. これからの目標や、働く上で大切にしていることはありますか?
これからもっと大きなクレーンを操縦できるようになることが目標です。自分自身がさらに成長し、現場で信頼される存在になりたいと思っています。また、これまで支えてくれた親への感謝を忘れず、常に誠実な仕事を心がけています。これからも挑戦を続け、もっと大きく成長したいと思っています。